
広島大学演劇団 平成23年度入学生卒業公演
劇団二つの太陽
『わラワレ!』
団員にインタビュー! 安藤森編
劇団や作品のことを団員に突撃インタビュー!2年生の安藤森さんです。
取材担当:宮崎香陽子
今回の舞台においての役割を教えてください。
役者では林田潤、スタッフは音響をしています。
林田さんはどんな役ですか?
21、2歳くらいの大学生のつもりで演ってるなー。林田はもうちょっと見た目にインパクトがあるキャラだと思ってたんだけど、そうじゃなくてもいいって演出さんに言われたから俺にもできるかなーと思いました。
実際林田さんを演じてみてどうですか?
林田はね、演っててひたすら楽しい(笑) 何も気にしないで自由にできるから。それから、林田はりのりのっていうアイドルが大好きで、俺とけっこう似てるところがあるけど、俺とはまた違ったベクトルで追いかけてるのがおもしろいと思う。あそこまでりのりの好きなことを表に出してるのってむしろ清々しいよね(笑)
林田さんを演じる上でここが自分の見どころだ!っていうところはどこですか?
やっぱりりのりのに対する熱意だよね(笑) りのりのに対する熱意を出すときがいちばん輝いてると思う。でも「りのりの」ってなかなか言えないんだよね(笑) 発音も頑張りたいです。
では、今回のスタッフワークでここを頑張っているっていうところはどこですか?
久しぶりにチーフじゃないから音集めを頑張りたいです。
次に、この舞台をつくり上げていく上で大変だったことは何ですか?
製図だね!
即答でしたね(笑) 工学部4類って建築ですもんね。稽古期間と製図提出がかぶって大変そうでしたね……。両立お疲れ様です!
それでは次に、自分の役以外で好きな登場人物は誰でしょうか?
天能寺裕。この劇でそのときそのときの感情をいちばん素直に表してるのが天能寺だと思うんだよね。感情を追うにはいちばん見やすい人物だと思う。劇の喜怒哀楽を表してる人物っていうか。
この「わラワレ!」という作品は一言で表すとどんな作品でしょうか?
「裏」だと思う。舞台裏の「裏」。
次に、この作品に対する想いを教えてください。
4年生さんを気持ちよく送り出したい。やっぱり、一緒にできる最後の舞台だから。
そうですよね、卒公ですもんね。
それでは、この作品の見どころはどこでしょうか?
このお話は、ひとりひとりのキャラが立っているお話だと思うんだよね。だから、話自体を見てほしいのはもちろんだけど、ひとりひとりのキャラクターを見てみてほしいです。この人が好きだとか、この人は腹立つなぁとかでもいいから、個人に感想を持ってみてほしいなって思います。
それでは最後に、お客さまへ一言お願いします!
舞台の中に入り込んで観てみてくれるといいんじゃないかなーって思います。中から観るのが似合う劇だと思う。
ラファーズの所属芸人、林田潤役の安藤さんのインタビューでした。
ありがとうございました!
