
広島大学演劇団 平成23年度入学生卒業公演
劇団二つの太陽
『わラワレ!』
団員にインタビュー! 市川航平編
劇団二つの太陽メンバーに突撃インタビュー!今回は2年生の市川航平さんです!
取材担当:大内靖子
実は同じ部署(小道具)の市川くん、今回の役割を教えてください。
キャストでは面接官、スタッフでは小道具チーフをしています。あとダンス踊ってます。
最近だいたいチーフやっていますよね。市川くんのおかげで私はとても楽です。ちなみにその役割をしている理由はありますか?
選ばれたからですね。キャストは希望してたけど、特にこの役!みたいなのはなくて。僕ほど暇な人はいないですね。チーフも頼まれたからで。やれって言われればやるって感じです。でもやる気がないわけじゃないです。でも傍から見ればやる気がないように見えるかも。
そんな脱力系男子な市川くんですが、今回自分の働きの見どころはズバリなんでしょう。
開始5分ですね。開始5分で出てきて、開始5分でいなくなるので。あとダンス見て欲しいですね~。
はい。ダンス楽しみにしております(笑)でもなんだかんだキャストもチーフもダンスも、というと大変なこともあったんじゃないでしょうか?
まぁ、稽古中の自分の出番以外の暇さが異常なことですかね。代役も役者がそろっているとしないので。スタッフとしては集め物が大変だったかな。なかなか団員が持ってなさそうなものが多かったんで。
キャストにもいろんな大変さがあるんですね。でもその分スタッフでは頭が上がりません。そういえば自分の役以外で好きな役ってありますか?
特にないですね。役の希望を出さなかった理由は、まぁ…魅力的なキャラクターではあるけど、とりわけやりたい役かどうかっていうとそうでもなくて。脚本のセリフだけ見るとフーンって感じで。でも、他の人が演じてるのを見るとイメージ変わりましたね。
やっぱり人の演技を見てるとイメージ変わることってありますよね。では自分とその役の人物の共通点ってありますか?
あ、これはありますよ。僕の気怠い感じとか、あんまり表に感情を出さない感じが似てるなって思います。いつものめんどくせーって感じを出しながらやるとやりやすい。
個人的に市川くんは将来こんな感じの職に就くんじゃないかって見てて思いました(笑)もう市川くんの気怠い感じに私ものまれてますが、この流れを切るためにここで「わラワレ!」ってどんな芝居か一言でどうぞ!
「おもろい」とかそんなんじゃないですか?芝居中にあるサイレントのシーンのコンビが面白い。あとキレイな終わり方をしてていいなと思います。
では市川くんにとってこの作品に対する思いみたいなものはありますか?
いつも通り。いつも通りって言うのは、いつもめっちゃ気合い入れてる人は入れてるじゃないですか。でも僕はフフフーンってゆるい感じで。楽しくやればいいかなって感じでマイペースにやってます。
インタビューもこれまでにないマイペースさですね。じゃあもう最後までそんな感じのノリで行きましょう。この作品を通して伝えたいことを教えてください!
これといってめちゃくちゃ熱いわけでもない話な気がする。でも難しい話でもない。ダレもしないこと。あ、でも改定後にちょっと熱くなった気がする(笑)
それはちょっとわかります(笑)他にこの作品の見どころはありますか?
小池さんが書いた漫才を楽しみにしてくれればいいかなって思います。
漫才のネタは小池さんが書かれたものですから期待できますね!
それでは最後にお客様に向けて一言お願いします!
楽しんでいってください。笑っていってください。
ありがとうございました!

2回に一回はスーツを着る役をやっている市川君