劇団や作品のことを団員に突撃インタビュー！今回は木邨明恵さんです。

 

取材担当：宮崎香陽子

 

今回の舞台における木邨さんの役割を教えてください。

キャストでは下川皆子です。スタッフは照明と映像、それからダンスの振り付けをやっています。

 

 

 

なぜ下川さんをやろうと思ったんですか？

私は1年生のときは割としっとりした役をやってたんですよね。だけど2年生では力技で押し切る感じの役が多くて(笑)　今回の下川さんは裏ヒロインというか、悩める女という感じですよね(笑)　しっとりした役なので、私の中では割と原点回帰なイメージです。

 

 

 

下川さんの見どころはどこですか？

目です。目を頑張るので見てください。

 

 

 

それでは、なぜ照明部と映像部なのか教えてください。

部署に関しては前からずっとしていたからというのがいちばんの理由なんですが、今回はチーフをやりたいっていうのを自分から頼んだんですよね。先輩方はこれでいなくなってしまうから、盗めるだけ知識を盗みたいと思いました。それから、去っていく先輩方にもう大丈夫だよっていうところを見せたくて。安心してもらいたいと思ったんです。

 

 

 

スタッフの仕事でここを頑張った、というところはどこでしょうか？

今回の演出さんである和泉さんが照明部なので、お互いにわかることがだいぶ多いんですよね。だからこそ、ここは前のこれを使おうかーとか淡々と決まりがちになってしまうと思うんですが、そうならないように、できるだけ新しい提案をすることを心がけました。

 

 

 

この舞台をつくり上げていく上で、大変だったことは何ですか？

今までやってきた役は感情を思いっきり押し出していける役が多かったんですよね。だけど今回の下川さんはあまり開ける役ではないから、そこが難しいなぁと思います。感情の発露の入り口が小さいけど、そこからどうやって表現していくかっていうのが大変です。

 

 

 

 

自分の役以外で好きな登場人物は誰ですか？

天吹です。役者の梨乃ちゃんがああいう役をやるのが珍しいなぁって思います。役者さんの意外性込みで天吹好きですね。

 

 

 

 

それでは、下川さんと木邨さんの共通点はどこですか？

いろいろ悩んでるところとか非行動的なところかな(笑)　後ろ向きな部分が似てるかもなぁって思います。

 

 

 

 

次に、この作品はどんな作品だと思いますか？

サービス精神旺盛な芝居だと思います。笑いどころがたくさんで、べたな演出がくるなーって思うことがあります(笑)

 

 

 

この舞台に対する想いはどのようなものですか？

もう3回目の卒公なんだなぁ…って、感慨深い気持ちが大きいです。ここまであっという間だったなぁって。それから、4年生の方々にはいちばん長くいて、いちばんお世話になりました。この卒公が最後にできる恩返しだと思ってます。私を使ってくださいっていう気持ちです。できることならなんでもするので！

 

 

 

では、この舞台を通して伝えたいことは何ですか？

この劇は台本を選ぶところから賛否両論ありました。観る人によってはもやっとする人もいるのかもしれません。だけどそれでも「がんばってるよ」っていうのは伝えたいです。がんばってつくってます。

 

 

 

 

それでは最後に、お客さまへ一言お願いします！

とにかく頑張ります。頑張って観てください。