
広島大学演劇団 平成23年度入学生卒業公演
劇団二つの太陽
『わラワレ!』
団員にインタビュー! 松村香里編
今回は3年生の松村香里さんにインタビューです!
取材担当:野津あずさ
劇団内の役割を教えてください。
七瀬水希役と、スタッフでは音響をやっています。
音響部では、舞台で流す音楽を探す作業を現在進行で進めてます。一つのシーンについてみんなで候補曲を持ってくるので、選ばれるかどうか音響部のなかで争っています。
音響部は人数多いですから競争率高そうですね。松村さんの探してきてくれた曲も選ばれたんですか?
冒頭のほうで流れる2曲を私が選びました。演出と自分のイメージのすり合わせなのでセンスが問われる仕事かなーと。
今回音響をされたのはなんでなんですか?
いつも音響部をやってきたというのが一番の理由ですね。なんで音響部かというと、私が初めて参加した卒公の代表さんに希望の部署を聞かれたとき、高校の頃は舞台監督をしていたので「音響や照明を主にどの部署もできます。」と答えたら音響部に振り分けられたんです。それ以来音響部に所属してきました。当時の代表さんの采配によっては今回の卒公で照明をやってかもしれませんね(笑)
松村さんの音響の知識のおかげで演劇団の音響部の環境が格段に良くなりましたよね。なるべきしてなったという感じですね。
それでは、今回の舞台の見所を教えてほしいです。
今回、歌とダンスが上手いという設定の役を演じさせていただきます。わたしはあんまり歌や踊りが得意なほうではないのでその分練習しています。本番では是非その成果をみてほしいです。本番うまくいかないかもしれませんが、がんばったってことが伝わると嬉しいです。
なかなかハードルの高い役ですよね。そんな七瀬と松村さんとの共通点はあったりすんでしょうか?
私は11月にとある劇団の代表をやらせていただきました。その劇団はこの公演で解散することが決まっていて、こんなに楽しいのにこれで最後なんだと感じながら公演の準備をしていたんです。
そんな中、「わラワレ!」の上演が決まって台本を読ませていただいたときに、やっとの思いでつかんだ一回きりのチャンスにかける七瀬の立場と気持ちが今の自分と同じで、彼女のセリフだけはどうしても自分が言いたいと思ったんです。
お客様に楽しんでもらうには役者やスタッフ一丸となって、まず私たちが楽しまなくちゃいけないと思ってます。楽しそうに取り組む姿をみると私たちも自然に笑顔になりますよね。そのためにシーンひとつひとつ、セリフの一つ一つを全力で楽しみます!
私達も受付でお客様を笑顔にできるように頑張ります!
では松村さんにとって「わラワレ!」という舞台を一言で現すと?
(笑)ですね。
(笑)!?また面白い表現ですね。その心は?
いろんな角度で笑える作品ですよね。お笑いがテーマなので純粋に笑えるんですけど、斜め上から笑わせてくれる登場人物もいて、人それぞれの笑い方ができると思います。
最後に、一言お願いします。
いつもホームページをチェックしていただきましてありがとうございます。でも、ホームページでは止まっている瞬間的な情報しか伝えられません。やっぱり生でみると違います。是非動いている私たちを見に来てください!
劇団の代表という大役も果たした松村さんの七瀬への熱い思いが伝わってくるインタビューでした。松村さん、ありがとうございました!

自分以外のシーンでも真剣に見る松村さん
